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塗料の種類と効果

1・はじめに

ウレタン樹脂塗料【こんな人におすすめ】 ・予算の都合上、あまりお金を掛けたくない。 ・塗料のはがれが気になる箇所がある。
比較的良質な塗料。価格、性能共に中位。
塗布後耐久年数は5~8年程度。
シリコン樹脂塗料【こんな人におすすめ】 ・安い塗料は嫌だが、高すぎるのも困る。 ・費用対効果の高い塗料を選びたい。高級塗料。
耐久性とコスト・パフォーマンスを考慮して、最もお薦め。
塗布後耐久年数は8~10年程度。(最近では主流です)
フッ素樹脂塗料【こんな人におすすめ】 ・最も耐久性に優れる最高級塗料、高額な為一般住宅塗装には不向き。
塗布後耐久年数は15~20年程度。

注)適切な下地処理を施した上での数字であり、環境にも左右されます。表の「塗布後耐久年数」はあくまで外壁塗料を塗った場合のケースであり、かつ次回塗り替えのおおまかな目安です。
塗らなければ手遅れという訳ではありません。

この他にも、
フタル酸樹脂塗料・・・汎用型で、木部、鉄部等に使用。主に木工用の高級塗料。
合成樹脂塗料・・・ホームセンターでもよく見られる。汎用型で使い勝手が良い。
エキポシ樹脂塗料・・・強力な樹脂。接着剤の原料にもなる
防錆効果と密着性は◎。錆止め塗料としても使われる。
等、様々ありますが、それ以上に着目して頂きたいのが次の点です。

塗料には、同じ樹脂でも「水溶性」と「溶剤性」があります。
また、「溶剤性」の中には、「1液型」と「2液型」が存在します。
「1液型」とは、そのままシンナーで薄めて使用するタイプ。
「2液型」とは、主剤と硬化剤に分けられ、仕様書通りの配合で混ぜた後、
シンナーで薄めて 使用するタイプです。
(「2液型」の方が手間がかかりますが、塗膜は強靭だと私は思います)
更に「1液型」「2液型」のそれぞれは、「弱溶剤」と「強溶剤」に分類されます。

「弱溶剤」は、比較的に臭いが少なく、塗料用シンナー(石油に近い)で薄める事が出来る、
水溶性に次いで環境に優しい塗料です。

「強溶剤」は、臭いが強く、トルエンやキシレンが多く含まれています。
ラッカーシンナーや エポキシシンナー等の臭いが強いシンナーで薄める必要があり、環境に良いとは言えない 為、近年では余り使われない様になっています。

最近では塗料の技術が発達し、水溶性塗料も溶剤性に負けない塗膜を得られる様になりました。

環境問題やシックハウス問題にも適応し、溶剤性塗料は、気軽に外壁にも塗れる様になりました。

マイナス・イオン発生、光触媒等の様々な特殊機能を持つ塗料が、幅広い分野で採用され、 活躍しています。 この様に分類される塗料を場所や環境によって使い分ける必要があります。

溶剤性塗料は、環境問題やシックハウス問題にも適応し、気軽に外壁にも塗れる様になりました。
また、機能性塗料も増え、“防カビ”、“防藻”、“抗菌”、“低臭”、“断熱・遮熱”の他に「意匠性塗材」と言い、専用ローラー、ガン、刷毛、こてを用いて自由自在に模様を描き、個性的で芸術的な外壁等を作る事も可能になりました。
(これらの原料には、珪藻土や蟹、海老、貝の殻等自然の物が使用されていることが多い)

2・塗料の種類

塗料にもメーカー別に何千種類と存在します。
メーカー別に力を入れている塗料があり、それによって耐久性や機能性も変わってきます。

*今まさに、「塗料」は従来持っていた役割の域を超え、「新たな意義」を持とうとしています。
これらの情報に気を配る事は、お客様自身の「こうしたい!!」というアイディアを広げる事となり、
塗り替えに「楽しみ」と「価値」を有する事につながると思います。
塗料店、施工店は、共に協力し合い、これからもお客様に喜んで頂ける技術をどんどん提供していきたいと願っておりますので、どうぞ興味を持って、見守って頂きたいと思います。

コロニアル、カラーベスト屋根は別塗料になります。
上記は一例にすぎず、メーカー、塗料共にまだ多数存在します。

塗装をするにあたっては、この数ある塗料の中から、部位ごとに一つを選び出す必要があります。
各メーカー,各塗料により素材や耐久性に、多少の差異があります。
各施工店の塗料店との業務提携により、お客様のコストを削減出来る塗料が限定される傾向がありますので、使用する塗料が統一されてしまう事もあります。
しかし、各メーカーが力を入れ新しい塗料を開発している以上、どの塗料が良いのかを試して知る努力は職人にとって、必要不可欠な事ではないでしょうか?

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